パニワーク

うねうねしたラインのデザインは刺繍においては英語・フランス語で「vermicelli」と言いますが、アーリワークでは「パニワーク-pani work」と呼ばれています。
vermicelli(バーミセリ(英)、ヴェルミセル(仏)、ヴェルミチェッリ(伊))とは細いパスタのことで、もともとは細長い虫を意味するvermeにさらに「小さい」という意味がついてvermicelliとなったものだそうです。

パニ(पानी)とはヒンディー語で「水」の意味です。パ-ニ-のように少し伸ばして発音します。
私がアーリワークを習った南インドのチェンナイはタミル語を使うので、先生は英語で「ジグザグステッチ」と言っていました。

パニワークの習作用図案

これは前出のスレッドワークの基礎練習の中のパニワークの部分を拡大した図案です。
刺し始めは左下のほうがやりやすいので赤い矢印のところからはじめます。最初にバックステッチを刺してから始めてくださいね。
次の図で、糸を時計回り・反時計回りどちらに回しながら進むかを説明します。

基本はBasic Technique の(1)~(7)で説明した糸の回し方のとおりですが、パニワークではあらゆる方向に曲線がつながっているので、このように糸を回す向きを随時変えながら刺していかないといけません。

慣れてしまえば自然に手が動くようになります。パニワークはアーリワークには欠かせないステッチの一つです。滑らかに刺せるようになりたいステッチです。