糸を持つ位置も大事です

「糸がかぎからはずれてしまう/布から引き出すときに糸が割れてしまう。どうしたら良いでしょうか?」というご質問をいただきました。どちらも糸をかける時の左手の位置がポイントですので、お答えしますね。

上のイラストは「チェーンステッチ(1)手前から向こうへ進む」の一部です。

糸は出来るだけ布に近いところで、水平に回して針にかけます。糸を持つ左手の指先は布から1cmくらいです。

糸を針にかけ終わったとき、糸を持っている指先の位置は★のところで、布スレスレくらい髙い位置です。これより手前にあったり、下のほうで持っていたりするとはずれやすかったり、糸の一部しかかからずに糸が割れてしまったりします。
初心者さんは最初は
・針を刺す
・糸を回して針にかける(ここでは反時計回り)★の位置でキープしてください
・針を回しながら、布から糸を引き出す(ここでは反時計回り)
・糸ループからも引き抜く
・針を回して進行方向に向ける(ここでは時計回り)
という手順でワンアクションづつやってみてください。

慣れてきたら、全ての動作がつながるように少しづつスピードをあげていってください。

アーリは針の形がシンプルなだけにいきなり最初からサクサク刺せるというものではありません。
かぎ針編みでくさり編みをしたことはありますか?使うものはかぎ針と糸だけですよね。アーリではそれに布と刺繍枠という2つのアイテムが加わります。さらにビーズやスパンコール・モールなどが加わることもあります。用具や材料が増えれば増えるほど難しくなります。
ちょっと脅しのようになってしまいましたが、基本のチェーンステッチがスムースに刺せるようになれば、あとはそう難しくありませんよ。まずはチェーンステッチを練習してくださいね!