デモンストレーションを兼ねて

イベント時にはデモンストレーションを兼ねて小さな作品を刺しています。これは6月の横浜のビーズアートショーと新潟のキルトアンドステッチショーで刺していたもの。ご覧になった方もいらっしゃるのでは?

完成しました。

私はザルドーシ(ゴールドワーク)が好きなので、どうしても刺繍用金属モールを多用しがちです。
この作品にはスムースパール2色、ブライトチェックパール1色を使っています。
右の花の花びらの部分や小さな葉っぱ、下の花の葉っぱには土台を刺して盛り上げてあります。
左の花のガク?の部分のバスケット風のステッチやパール7個を金属モールで取り囲むモチーフはインドのアーリワークでよく見かける刺し方で、バスケット風のほうはさほど難しくはないのですがパール7個のほうは結構難しくてときどきイライラします。イライラしても上手くいくことはないので、落ち着いてゆっくり確実に刺していくことが上達への道です。

最初は右の花から始めました。花びらの土台を作ってロング&ショートステッチの花びらを2枚刺します。続いてビーズの花びらを3枚。中心のパールとその周りのごく小さなパールを刺し、スパンコールとブライトチェックパールを重ねて刺します。
小さな葉っぱの中は土台を作ってからスムースパールで埋めます。茎にシルバーのビーズを刺し、銀糸でアウトラインをチェーンステッチします。今回使った銀糸は本物の銀を蒸着したフィルムを巻いたザリ糸。お値段もちょっと張りますが光沢が上品で素敵。
この作品では3種類の花をできるだけいろんなステッチを多用して刺してみました。ほとんどのステッチはアーリでなくても刺せます。

裏はこんな感じです。ロングアンドショートステッチのところだけ裏にも糸がたくさん渡っています。

今回、イベント中に「キットないの?」という声を何度も聞きましたが、アーリはいきなりキットを刺せるようなテクニックではありません。最初はひたすらチェーンステッチの練習、次に止めの練習、この二つがスムースに出来るようになったら糸だけのステッチの習作やビーズとスパンコールの習作、そしてさらにザルドーシへと進むことが出来ると思います。