マハラジャの帽子 – 5(輪郭線を刺す)
この作品はザルドーシワーク(インドのゴールドワーク)で、輪郭線にはパールパールが使われています。
正直なところ、私がアーリワークを習った2つの工房ではパールパールを使っているところを見たことがありません。
ですので、この動画のパールパールの使い方はインド式ではないかもしれないのです。
とはいえ、シンプルな素材ですから他の方法は考えられないので、シンプルにコーチングステッチで縫い付けていくことにします。
アーリワークではほとんどのステッチをアーリニードル(刺繡用かぎ針)で刺しますが、ノーマルニードル(普通の刺しゅう針または縫い針)を使うこともあります。ザルドーシワークは難しいステッチもあるので、ノーマルニードルで刺す職人もいるようです。それだけ挑戦しがいのあるテクニックとも言えます。
アーリコット(アーリワーク用の刺しゅう枠で四角いタイプのもの)は一般的には畳一畳分くらいある大きなものなので、糸始末をするために裏返したりは出来ません。普通の刺しゅう針や縫い針を使う場合、最後はどうやってとめるんだろう?と思ってたんですが、最近発見しました。今度ご紹介しますね。
この動画を撮っていた頃は、デジタル一眼カメラで撮ったりスマホで撮ったりしてたので、まとめるとこんな古いタイプの動画サイズになってしまって、画質が悪くてすみません。