マハラジャの帽子 – 3(図案をつくる)

この帽子はtopiといって、イスラム教徒の男性がかぶるものです。今ではインドはヒンドゥー教徒が大半だそうですが、Aari workが大きく発展したムガール王朝の時代はイスラム教徒が大半だったそうです。なので、このゴージャスなイスラムスタイルの帽子が作られたのだと考えられます。

さて、アンティーク復刻プロジェクトといっても、資料はこの写真のみです。一般的な男性の頭の大きさや、スパンコールや金属モールの太さは昔も今も大きくは変化していないだろうと考えました。

まずは写真をパソコンでIllustratorに取り込み、図案線を写していきます。大きさは後でなおせるので、だいたいでOK。

写真はほんの少し斜めから撮っているので、その分も考慮して図案を作ります。

図案が完成しました。

細かい部分は私は図案ではいつも省略しています。大まかな図案を作って、細部は全体の様子を見ながら決めていきます。

これをそのままトレーシングペーパーに印刷できれば早いんだけど、手持ちのトレーシングペーパーで試したらうちのプリンターでは紙送りのローラーが送ってくれなかったので、とりあえず普通紙に印刷してインド式に写していきます。

次回、インド式に図案を写す様子を動画でお見せしますね。