アーリニードルを使いやすく調整してみた

下の針、糸刺繍用の(中)なんですけど、左の2本は私がいつも使っているもの。真ん中のを一番良く使います。
右端は新品。Nelie Rubinaのオンラインショップで販売しているもの。
販売しているものと私が使っているものとの違い、わかりますか?

カギの形はもともと個体差があるのでそれぞれ違いますが。
右端のはスッと伸びている感じなのに、左のは丸まってますよね。

これはビーズ刺繍用の(細)です。
私がいつも使ってるのは左側。右のは新品です。私の針、丸まってますよね。

これはね、自分で調整するんです。

初めてインドに習いに行ったときに教室で渡された針は、マスターが調整してくれました。
硬いものの上に針のカギを上にして置き、ハサミで押さえておいて針の軸のほうを少しづつ持ち上げるようにして丸みをつけるんです。案外簡単に曲がるので、ほんの少しづつやってくださいね。いきなりガッとやってしまって、戻そうとしたらカギが折れてしまうこともありますから。
あと、カギから離れたところを丸めるとビーズが通りにくくなるので、曲げる位置も大事です。

この図ではマイナスのドライバに変えてますけど、マスターはこれをハサミでやってました。
でも、ハサミの刃も針も痛めてしまいそうなので、私はマイナスのねじ回しを使ってやってます。先端の厚みが1mm以下のものを使います。厚いのはダメ。

といっても、初めての人にはどれくらいが使いやすいのかわからないと思うので、下の画像も参考にしてください。
以前、「Youtubeで学ぼう」でご紹介したチャンネルの動画を目を凝らして見てみるのも手です。

インドの職人さんってすごい勢いで刺してるので、形がわかる一瞬を捉えるのは大変でした(笑)。
ね、みんな丸まってるでしょう?
この形にするとかなり刺しやすくなりますよ。