インド式の図案の写し方に挑戦してみた
以前ご紹介した(以前の記事はこちら)インド式の図案の写し方を実際に試してみました。
動画をご覧になって、ご自分で試してみる方は揮発性油の扱いに十分ご注意くださいね。火気厳禁です。
使う材料・用具など
<トレーシングペーパー>
普通のトレーシングペーパーでOKです。
<針>
普通の縫い針か刺繍針。小さな穴で十分なので、太すぎないものが良いです。長めのもののほうが扱いやすいです。
<チョークパウダー>
ライン引き用のもの(学校の校庭のラインなどをひくもの。昔は石灰と言ってましたね)を使ってみました。300g入りのものが400円くらいでAmazonなどで買えます。クライミングや体操などで使うチョーク(ロジン)は成分が違います。
<揮発性油>
インドの工房では「ランプ用のオイル(kerosene)を使う」と言われたので家庭用の灯油を使ってみました。
オンラインレッスンの他の生徒さんはテレピン油(油絵用)を使ったという方もいました。
<布>
木綿のものが20cm角くらいあれば良いと思います。適当な端切れで十分。
<使い捨て手袋>
灯油を直接手で触りたくない場合、ビニールやゴムの使い捨て手袋を使うと良いです。
なお、この方法は「刺繍枠にピンと張った状態の布」でないとうまく写せません。
Aari workの工房にはデザインブックがあって、お客さんはそのデザインブックを見てサリーをオーダーします。図案は薄いプラスチックのシートに針で穴をあけて作り、繰り返し使います。
キットを作ったり、製品を量産したりするときにも使えるかもしれないな~と思います。
ライン引き用のチョークパウダーの成分は「炭酸カルシウム」です。水で消えたりもしないし、アイロンの熱でも消えません。刺し終わった後、どうやって消すのか???なんですが、刺し終わった頃にはたいてい消えてるんですよね・・・
アマビエさんが不細工だとかそういうのはスルーしてください。